JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

第4話「あんたこのさよなら人類をどう思う」

※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。

主水、手術室で右往左往する

脚本:保利ニコルソン
監督:松野ニコルソン

あらすじ

 今日も次々と咎人たちが送り込まれる小伝馬町牢屋敷。いつものようにちんけな罪を犯して牢に戻ってきた出戻り銀次(鶴田忍)はある男と再会する。それは死んだはずの役人島(美川陽一郎)であった。しかし彼は実はすでにCIAによって改造されたサイボーグで、ディープステート(チーム有吉)による江戸を火の海にしようとする恐ろしい陰謀のために彼は送りこまれていた。「日々是平穏」と叫びながら16方向にミサイルを放つ島。早速対サイボーグ用に新兵器を開発、仕業人マシン1号「島帰りくん」(大木実)で迎え撃とうとする捨三。しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。

おなじみ仕業人マシン1号(大木実)の雄姿。

解説

 役人島が久しぶりに登場、ただし衣装は仕掛人2話「暗闘仕掛人殺し」の老僧そのもの。Bパートから何の脈絡もなく学園物になり、仕業人チーム一行でスクールアイドルを目指すなどの意外な展開にマニアの評価も高い。主水の殺しではBGMに間違って仕切人の勘助コントに使われていたコミカルブリッジを使用。これが主水の溶解液殺しの映像と意外にマッチしており、ピタゴラ装置を眺める感覚の映像ドラッグと化していたとマニアの間で評判。

衝撃のスクールアイドル結成。後ろの青い顔をした嘉吉の熱演が光る。