JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

第2話「あんたこのキシリトールをどう思う」

※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。

主水、南極でペンギンと戯れる

脚本:じまニコルソン
監督:松野ニコルソン

あらすじ

 捨三の洗い張り小屋に一人の娘(伊東マンショ)が身を寄せてきた。彼女は重要なマイクロフィルムを持って遁走しており、このUSBメモリが1TBの時代に選んだ記録媒体がマイクロフィルムかよ、と捨三が大爆笑。二人は意気投合し、嘉吉とやいとやを呼び寄せ、折角だからと4人で観光地を巡りつつ湯煙殺人に遭遇したり、うっかり入った地下室で偽札の製造工場を発見したり、銭形警部(山寺宏一)に追い回されながら狙ったお宝(津川雅彦)を盗むなどの逃走旅行を繰り広げるが、しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。

合成洗剤派の捨三の小屋に現れた一人の娘(伊東マンショ)。

解説

 悪役のまさのぶ(長嶋一茂)がまったく強そうに見えない小品。半ズボンにジャイアンツ帽子の衣装が敗因か。この回だけなぜか効果音が口で発音されており、殺陣シーンはほぼほぼ台無し。カリオストロ侯爵(菅貫太郎)が時計の針に潰されるシーンの効果音だけはめちゃくちゃ再現率高かった。恒例のやいとやの占いシーンでの「へ、なんだい…言うに事欠いてガンダム占いだとォ!?」のセリフが印象的かつ図星。 

長島一茂演じるまさのぶ(写真右)。三本目の足を生やしての熱演。