はじめての月命日の夜。 隣の部屋からはカミさんの辛い咳の声は聞こえなくなったが、代わりに雪のように孤独感のこもった静寂が聞こえてくる。 普通にご飯を炊き、普通に味噌汁を作り、普通に料理。テレビを観る。思い出はいっぱいある。「ごはんよー」の声…
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